今回のテーマは「事業計画について」です。
借入時の事業計画書は誰に作成していただきましたか?
税理士さんが作成しました。
その計画書は、借入用のヴァージョンで、それは素晴らしい内容ですよね
実は借入用とは聞いてなくて、事業計画書として渡されたので、この通りいくかなと思いましたけど、全くその通りいかなかったです。
そうですね、借入時の事業計画書ですから、銀行に融資してもらう為に こんなに素晴らしい事業計画があるので融資して下さい。
という計画書でないと、銀行側も融資しづらくなります。
銀行に融資してもらう為だけの計画書だったんですね
そうですね、先生は開業されて、そんな凄い事業計画書があると怖いじゃないですか? あれ?って
そうですね、僕はあまり見てなかったので・・・
最初にだけでしたね、見ていたのは
ちらっと見て、あれ? まぁこんなもんかなぁという感じですか
そうです、そんな感じでした。
そうですね、借入用の事業計画を一生懸命見てこの通り
始めました10人、20人、30人と患者さんも増えて・・・
そうですね、当院は実は事業計画よりも上手くいったので
実際には計画書の方が低かったので見ていませんでした。
そういうケースは、今時なかなか珍しいのではないかと
はい、そういうふうに聞いてます。
実際には10人20人30人20人・・・ 15人になった日には、もう・・・引き返せないって感じですよね
計画書では順調に増えていくように書かれていますけども
実際には増えなくなってきますね
そうですね、どこかで限界がきますし、先生のところの様に順調にドンドン増えても、どこで止まるかというのも・・・
そうです、順調に増えていても、計画書は書面だけのもので、実際に増えていっても、患者さんを診る時間が無くなりますので、思ったほど上がっていかないですね。
そうですね、そうなると点数も薄くなっていきますし・・・
でも、来ないで点数が上がらないよりも良いですよね
まぁ確かにそうですね。
先生は楽にされていると思いますが
そうかもしれないですね
宝の地図(借入時の計画書)だけを持って航海をしていたら
先生は今頃どうする?という状態になっているかも・・・
そうですね、本当にそう思います。
そうですね、その時にバラ色の借入ヴァージョンの計画書と
最悪を想定した堅いラインの計画書も見ていれば・・・
そうですね、本当は開業前からきちんと、
現実の計画は知りたかったですね。
それがあれば、何かあった時にも、次の手は考えてます。
と言えるので、ドキドキしなくて済むとは思います。
開業というのはドクターにとっても、一世一代の勝負ですので
いらない所でハラハラせずに、順調に事業計画を上回る
先生の所のような絵になると、いいと思います
開業前の税務相談は、医療特化の中村会計事務所 中村が承ります。